大師のすくい

聖歌「大師のすくい」は、生き仏として今も紀州高野山に生きつづけ、苦しむ人々に救いの御手を差しのべていて下さるお大師様の御高徳を讃え、その偉大さを歌った聖歌です。

作詞・作曲 普門法舟

忘るなよ 高野(たかの)の山に照る月は
衆生を照らす 衆生を照らす 光なりけり ありがたや

いつの世も 宗教人種のへだてなく
大師のすくい 大師のすくい まことなりけり ありがたや

高野山 四国ばかりか人の世を
照らす大師の 照らす大師の 救いの御足跡 ありがたや

気高きは 蓮台のすがた高野山
仰ぐ高峯は 仰ぐ高峯は 世界を照らす ありがたや

極楽に 衆生を渡すかけ橋は
高野の奥の 高野の奥の あの彼岸橋 ありがたや

南無大師 遍照金剛唱うれば
往くも帰るも 往くも帰るも 大師の御手に ありがたや

香煙の 絶ゆる間もなし高野山
これぞ大師の これぞ大師の 法のともし火 ありがたや