聖歌について
聖歌集に収められた聖歌の数々は、お大師様の御高徳を仰ぎ、御生涯を衆生済度ひとすじに捧げられ、平成の生き仏となられた普門法舟大菩薩様(菩薩様)が、一人でも多くの人々の菩提心を覚醒させたいとの一念から、老若男女のへだてなく、誰もが、いつでも、どこでも歌えるようにと作られたものです。
聖歌は、代苦者として苦難の生涯を生きられた菩薩様の魂の奥底から涌き出た仏性の息吹きそのものであり、美しい旋律は、み仏が奏でる極楽の調べそのものと申せましょう。
その息吹きに触れた誰もがみな魂を清められ、知らず知らずのうちに感涙がこみあげてくるのは、聖歌が、生き仏となられた菩薩様の魂の叫びであり、御説法だからです。
「歌は世につれ世は歌につれ」と申しますが、聖歌は、この世に苦しむ人々がいる限り、衆生とともに生きつづけ、末代までも歌い継がれてゆく事でしょう。どうか、聖歌を通して、お大師様、菩薩様の広大なる御高徳に触れられ、苦しみ多き人生に救いの光明を見出されますよう、心から御祈念申し上げます。
歌え人 歌えば福も来たるなり
天にとどけと 声高らかに
なお、聖歌集に収められた聖歌の著作権は、すべて高野山法徳寺にあります。しかし、「心を病んでいる人に是非聞かせてあげたい」「苦しむ人々の為に活用したい」と思われたお方は、個人、団体を問わず、自由にダウンロードしてご活用下さって構いません。多くの悩み苦しむ皆様のお役に立てれば幸いです。
合掌