法話
法徳寺の節分は何故「福は内、鬼も内」と唱えるのか?
法徳寺の豆まき 二月と言いますと、大きな仏教行事が二つあります。一つは二月三日の節分、もう一つは二月十五日の涅槃会(ねはんえ)です。ご承知のように、立春、立夏、立秋、立冬という大きな季節の節目の前日を、節分と言います。で […]
今年も一年ありがとう(4)
回向の功徳 法徳寺では、朝夕に、御本尊様への供養のお勤めをするのが日課で、お勤めは、先ず「開経偈」「懺悔文(さんげもん)」から始まり、「経文」(理趣経、地蔵経、観音経、般若心経…等々)「諸真言」「御法歌”頼め彼岸へ法のふ […]
今年も一年ありがとう(3)
何故イチロー選手や松井選手は超一流と呼ばれるのか? 次の言葉をご存じでしょうか? お金や物を失くすことは、 小さく失くすことであり、 信用(信頼)を失くすことは、 大きく失くすことであり、 やる気を失くすことは […]
今年も一年ありがとう(2)
末代までの繁栄の為に 掃除機を例にとって、感謝の気持ちをお供えし、供養する事の大切さをお話しましたが、これは何も掃除機に限ったことではなく、私達の人生すべてに当てはまります。世の中を見れば、子々孫々が栄えている家もあれば […]
今年も一年ありがとう(1)
記録的な大雪 9年前の平成26年(2014)2月14日から15日未明にかけて、関東甲信地方は記録的な大雪に見舞われ、甲府市内では、114㎝という、甲府地方気象台が明治27年から観測を始めて以来最大の積雪を記録しました。中 […]
幸せさがし─青い鳥の行方(4)
因縁に対する目覚め 京仏師の松久朋琳師は、「全てを受け入れる事によって、み仏はその心を開いて下さる」と仰っておられますが、すべてを在るがまま受け入れるという事は、すべての不都合な現実、すべての不都合な結果、すべての不都合 […]
幸せさがし─青い鳥の行方(3)
大石順教尼の苦難の生涯 たとえ六道の中で人間界がすぐれた世界であったとしても、仏性を磨き、み仏をお迎えするのは、口で言うほど容易ではありません。しかし、その道がいかに険しくても、私達は、立ちはだかる試練の荒波を乗り越えて […]
幸せさがし─青い鳥の行方(2)
一切衆生悉く皆仏性を有す 幸せになりたいという願いは、生まれた時から具わっている万人共通の願いであると言いましたが、そもそもこの万人共通の願いは、どこから湧いてくるのでしょうか?その疑問を解く鍵が、『涅槃経』の中にある「 […]
幸せさがし─青い鳥の行方(1)
何故人は幸せになれないのか? 人は誰でもみな、幸せになりたいと願っています。恐らく、幸せを願わない人など一人もいないでしょう。でも、世の中を見れば、誰も彼もが、様々な悩みを抱えながら生きています。いまは悩み苦しみがなくて […]
小欲を捨てて大欲に生きる(5)
人のためになれ 2015年、ノーベル生理学・医学賞を受賞され、一躍時の人となったのが、大村智(さとし)北里大学特別栄誉教授です。アフリカで年間数千万人が感染し、重症化すると失明に至る感染症・オンコセルカ症の特効薬「イベル […]