菩薩さま
聖歌「菩薩さま」は、身代り升地蔵菩薩となって人々の衆苦を背負っていて下さる法舟菩薩様のご苦労を偲び、その御高徳の偉大さを歌ったものです。
作詞・作曲 大西良空
1、永遠のいのちを 高野山(たかの)に留め
徳と法(おしえ)で 世を照らす
その名普門の 法舟(ほうしゅう)菩薩
大悲普き 救いの御足跡(みあと)
南無や大悲の菩薩さま
あーありがたや菩薩さま
2、この世のちの世 永遠(とこしえ)までも
生きて利益(りやく)を 賜(た)び給う
老いも若きも 御法(みのり)の舟に
乗せて渡さん 彼岸の郷へ
南無や大悲の菩薩さま
あーありがたや菩薩さま
3、苦厄諸病を その身に代り
流す御汗は 慈悲の露
四方にかがやく 汗露の聖水(みず)で
清め救わん 重き罪業(つみ)をも
南無や大悲の菩薩さま
あーありがたや菩薩さま
4、南無や普門の 法舟菩薩
光り輝く ほとけざと
花のいのちは 短いけれど
慈悲の誓いは 永遠(とわ)に変わらじ
南無や大悲の菩薩さま
あーありがたや菩薩さま