桜紋の扉―自殺防止への取り組み、納骨堂「帰郷庵」へのご納骨、供養の意義などについてご紹介します。
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─因縁を解くとは─



くり返される痛ましい出来事


毎日、新聞やテレビを見ておりますと、痛ましい事件や事故が相次ぎ、世の中一体どうなってしまったのかと嘆きたくなることばかりですが、考えてみれば、このような痛ましい出来事は決して今に始まったことではなく、古の昔より連綿と繰り返されてきているのではないでしょうか。

何故いつの世も、同じ過ちが繰り返されるのか。万人が万人とも同じように幸福を願っているにも拘らず、何故不幸な出来事が無くならないのか。

これは誰もが抱く疑問ですが、このような有様を目にする度に思うことは、人間が背負う罪業(ごう)の深さです。

徳川家康公は「人生は重き荷を背負うて遠き道を行くが如し」と仰っておられますが、私たちはみなそれぞれが、宿業(しゅくごう)という目に見えない重き荷物を背負いながら生きているのです。

百年にも満たない人生を生きながら、万年にも続く宿業を日々積み重ねているのが、私達の偽らざる姿と申せましょう。

お釈迦様が「一切諸法は因縁より生ず」と説いておられるように、人生における様々な苦難は、すべて自らが作ってきた宿業因縁の結果であり、誰にも文句を言う事は出来ません。

しかし、自らが作ってきた宿業因縁によって、今の世で報いを受け、更に今の世で作り行く悪業因縁によって、次の世でも報いを受けなければならないとすれば、私達の未来は、真っ暗闇という他はありません。

過去から現在へ、そして現在から未来へと続く、いつ終るとも知れない「業の連鎖」「業の輪廻」に終止符を打ち、絡み付いた悪しき宿業因縁を解いて、その呪縛から自由にならない限り、真の救いはないのです。

宿業因縁が解ければ、その因縁が結果となって現れてくることはありませんが、因縁が解けていなければ、必ず結果となって現れ、再び同じようなことが繰り返されるのは当然と言えましょう。

人間が、同じ過ちを繰り返さずにいられないのは、その「業の輪廻」をいつまでも引きずっているからです。

いま私たちがなすべきことは、その宿業因縁の連鎖を解き、悪しき因縁の種を摘み取る以外にはありません。


脇坂リヨ様の予言


因縁は目に見えませんから、自分がどの様な因縁を背負っているのか誰にも分りませんが、結果が出てから苦しむより、結果が出る前に、因縁を解いておく事が大切です。

転んでから杖を探すのではなく、「転ばぬ先の杖」をしっかり身に着けておかなければなりません。

しかし、一口に因縁を解くと言いましても、宿業因縁を解くのは、口でいうほど容易な事ではありません。

否、容易ではないどころか、私達の力では、業因縁を解く事など、先ず不可能と言ってもいいでしょう。

ではどうして解けない業因縁が解けるのかと言えば、業因縁を解いて下さるお方がおられるからです。そのお方とは、生き仏と成られたお大師様、菩薩様です。

お大師様は、承和二年(西暦835年)三月二十一日、御年六十二歳をこの世の一期(いちご)として、紀州高野山(こうやさん)奥の院に御入定(ごにゅうじょう)されましたが、それから千百五十年余り後の平成二年(西暦1990)四月十三日、お大師様より「入定せよ」との示現を頂かれ、御年七十一歳を以て高野山(たかのやま)法徳寺へ御入定され、平成の生き仏となられたお方が普門法舟菩薩様(菩薩様)であります。

実は、早くから菩薩様が生き仏となられる事を予言しておられたお方がおられます。

昭和四十八年八月、人生のどん底から救いを求めて京都の鞍馬山へ行かれた折、菩薩様は、鞍馬からの帰途、道を間違えて貴船へ入られ、そこで、貴船大神様の変化身とも言うべき脇坂リヨ様という老女と運命的な出会いをされたのですが、その脇坂リヨ様が、度々菩薩様に仰っておられたお言葉があります。それは、「生かして救え」というお言葉です。

「お宅は、人を生かして救わんならんのどす
 「お釈迦様から秘鍵(ひけん)を頂くのどす。お宅は鍵を授かっているさかいなあ。大きな心で人の苦しみを解く鍵を貰って、生かして救わなあかしません。救うだけではあかしません。生かして救わなあかしませんのどす
 「人を救うのも、生かして救わなあかしません。救うのと、生かすのとは違いますのどすえ。分かりはりましたか」

これらの文章を初めて読ませて頂いた時、脇坂様の仰る「生かして救う」という意味が、よく分かりませんでした。

しかし、今になれば、何故脇坂リヨ様が菩薩様に「生かして救え」と仰っておられたのか、そのみ心が分かるような気がします。

脇坂様は、菩薩様に「因縁は解けないと言って諦めるのではなく、因縁を解いて救ってあげなければいけませんよ。その道こそ、あなたの進むべき道ですよ。生かして救うとは、因縁を解いて救ってあげるという事ですよ」と仰っておられたのではないでしょうか。

「救うだけではあかしません。生かして救わなあかしませんのどす。救うのと、生かすのとは違いますのどすえ」とは、「因縁を解かずに救う事と、因縁を解いて救う事とは違うのですよ」という意味であり、脇坂様は、「因縁を解いて救ってあげなければ、生かして救った事にはならない。だから救うのと生かすのとは違うのですよ」と、仰っておられたのではないかと思うのです。


生き仏となって因縁を解きなさい


脇坂様は、「人の苦しみを解く鍵、宿業因縁を解く鍵を貰って生かして救わなければいけません」と仰っておられますが、何度もお話している様に、私達の力では、因縁を解くことは、先ず不可能と言っていいでしょう。

ところが、脇坂リヨ様は菩薩様に、「お釈迦様から秘鍵を頂くのどす。お宅は、鍵を授かっているさかいなあ」と仰ってみえるのです。

つまり、「解く事が不可能と言われる因縁を解く鍵を、あなたは授かっているのだから、その鍵で、因縁を解いて生かして救ってあげなければいけないのですよ」と仰ってみえるのです。

脇坂リヨ様が仰った「人の苦しみを解く秘密の鍵」「因縁を解く鍵」「不可能を可能にする鍵」とは、何を指すのでしょうか。

思うに、不可能を可能にする鍵は、この世に一つしかありません。

それは、小指で富士山を持ち上げる力と譬えられる通力(神通力)であります。

菩薩様がこの通力を得られるという事は、菩薩様が生き仏になられる事を意味しますから、「生かして救え」と仰った一連のお言葉を見る限り、脇坂リヨ様が、この時すでに、菩薩様が生き仏となって通力を得られるお方である事を予見しておられた事は、先ず間違いありません。

脇坂リヨ様が、菩薩様に「お宅は、鍵を授かっているさかいなあ。大きな心で、人の苦しみを解く鍵を貰って、生かして救わなあかしません」と仰ったのは、「あなたはもう生き仏になる事が決まっているお方なのですから、通力という因縁を解く鍵を貰って、苦しみの因縁を解いてあげなければいけないのですよ。それが、生かして救うという事ですよ」という意味であり、更に「因縁は切れしませんけど、解く事が出来ます。解くのは神仏どすさかい。凡夫では解けしません。絡まった因縁の紐どすさかいなあ。糸の絡まりと違いますさかい。糸の絡まりなら凡夫でも解けますわ」と仰ったのも、「貴方が生き仏となって因縁を解いてあげなければ、誰も救われないのですよ。因縁を解く事は不可能だけれど、生き仏の通力を以てすれば、因縁は必ず解けます。そして生き仏となって因縁を解くのは、あなたなのですよ」という意味であったことが、今になればよく分かります。


開かれた因縁を解く道


それから十七年後の平成二年四月十三日、菩薩様は、脇坂リヨ様の予言通り、お大師様より「入定せよ」という示現を頂かれて、高野山法徳寺へ御入定なさいました。

御入定以来、菩薩様は、その神通力を以て数々の不可思議を示現されましたが、長年の悲願であった救済道場「高野山法徳寺」の御開創によってその通力の偉大さが証明されたのは、平成十六年四月十三日でした。

法徳寺が正式に発足したこの日は、奇しくも十四年前、菩薩様が御入定に当り「法徳寺が発足する」と予言なさった日であると同時に、夢物語であろうと思われていた高野山法徳寺の御開創が実現した事で、改めて生き仏となられた菩薩様の偉大さを誰もが肝に銘じさせて頂いた日でもありました。

しかし、法徳寺の発足は、乱れた世を正し、苦しむ人々を救済したいというお大師様、菩薩様の悲願実現に向けたほんの序章に過ぎませんでした。

発足の翌年には、早速、地下水掘削を示現され、悲願実現に向けて次なるお計らいがなされました。

この地下水掘削こそ、生き仏と成られた菩薩様の代受苦の御汗を意味する聖水「汗露水」を授けるお計らいであると同時に、私達が背負う宿業因縁を解く道を示す為のお計らいでもあったのです。

脇坂様が「生き仏となって因縁を解くのは、あなたですよ」と予言された通り、菩薩様は、生き仏となられた証として、私達が背負う重き宿業因縁を解く道を、ここにお示し下さったのであります。



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