桜紋の扉―自殺防止への取り組み、納骨堂「帰郷庵」へのご納骨、供養の意義などについてご紹介します。
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負けないで




負けないで

作詞・作曲 大西良空

1、果てしない 茜空のかなたへと
   こころは 自由に翔けてゆけるから
   負けないで あきらめないで
   あなたを 信じつづけて
 2、風車 持って走ったね
   こころは いまでも感じているから
   やめないで 立ち止まらないで
   あなたを 感じつづけて
 3、かけがえの ない人生を
   こころは いつでも見つめているから
   泣かないで ふりむかないで
   あなたを 見つめつづけて
 4、かくれんぼ して遊んだね
   こころは いまでも覚えているから
   責めないで 傷つけないで
   あなたを 愛しつづけて
 5、かなしみに そっと手を添えて
   こころは かならず超えてゆけるから
   負けないで あきらめないで 
   あなたを 信じつづけて

  負けないで あきらめないで
   あなたを 信じつづけて

 



ぼくは、どんな事にも、必ず意味があると思っています。「意味がある」とは、そこに、神仏のみ心を知る手がかり(神仏の御業)が隠されているという意味です。

例えば、桜の花びらがハラハラと散っていく有様を見た時、あなたは何を感じますか。何も感じないと仰るかも知れませんが、もしかしたらその時、桜の花びらは、あなたに何かを語りかけているかも知れないし、大切な事を伝えようとしているかも知れません。

「あなたも、いつか散っていく身なのですよ。遅いか早いかの違いだけで、結局あなたも私と一緒なのですよ」と言っているかも知れませんし、「あなたは、私なんかより、うんと長生き出来るのだから、一度や二度の失敗にくじけてちゃ駄目ですよ」と、励ましてくれているかも知れません。

或いは「いつも眺めてくれて有難う。また来年も帰って来ますから、お会いしましょうね」と言って、再会を約束していったかも知れません。

感じ方、受け止め方は様々でしょうが、感じ方、受け止め方一つで、桜の花びらの様々な呼びかけが聞こえ、今まで見えなかった世界があなたの眼の前に広がり、人生を豊かにしてくれるのです。

しかし、散っていく様を、ただ漠然と眺めているだけでは、声も聞こえませんし、真理の大海原も見えてきません。

もしそこに、神仏の御業(みわざ)が隠されているなら、桜の花びらが散る事にも、あなたが、散ってゆく桜の花びらを見る事にも、きっと意味がある筈です。

イギリスの物理学者、アイザック・ニュートン(注1)が、木からリンゴが落下するのを見て、万有引力を発見し、それが後の物理学に大きな影響を与えた事は、皆さんもよくご存知だと思いますが、ニュートンは、木からリンゴが落下する有様を、その時初めて見た訳ではありません。

それまで何度も見ていた筈ですが、にも拘らず万有引力を発見出来なかったのは、それまではただ漠然と眺めていただけで、リンゴが語りかける声を聞く事が出来なかったからです。

でも、発見した時は、ニュートンの耳に、確かにリンゴの呼びかける声が聞こえたに違いありません。隠されている神仏の御業が心眼に映ったのです。だから、世紀の大発見へとつながったのです。

桜の花が散るのも、リンゴが木から落下するのも、私達にとっては何の不都合もない自然現象に過ぎませんが、長い人生においては、時として不都合な出来事が降りかかる場合もあります

その不都合な出来事に出会った時、ただ漠然と眺めているだけでは、その裏に隠された神の御業を悟る事は出来ません。

例えば、あなたの身に降りかかった出来事が、あなたにとってどんなに不都合で耐え難い事であっても、否、不都合であればあるほど、耐え難ければ耐え難いほど、その陰で、あなたの救いを願い、泣けぬ涙であなたの行く末を見守っておられる神仏がおられるのです。

もしあなたの行く手に、あなたを悩ませ、苦しめ、挫折させ、絶望させ、嘆かせるさまざまな試練が待ち受けていたとすれば、それはすべて、あなたの心の強さ、愛の深さ、慈しみの大きさを見ておられる神仏の御業であり、あなたが神仏から見込まれている証しなのだと信じ、決してくじけないで、前を向いて歩き続けて欲しいのです。

「人間は自然のうちで、最も弱い一本の葦にすぎない。しかし、それは考える葦である」と言ったのは、フランスの哲学者パスカル(注2)ですが、弱い一本の葦に過ぎない私達ですから、時には倒れそうになったり、くじけそうになったり、絶望したりする事もあります。

あなたは、挫折したり、倒れそうになったり、絶望したりする人生より、とんとん拍子に行く人生の方が幸せだと思いますか。ぼくは、そうは思いません。何故なら、あなたが受ける苦しみが大きければ大きいほど、悲しみが深ければ深いほど、あなたは今よりもっと強く、もっと優しく、もっと光り輝く人間になれるからです。

だから、どんな苦難に遇っても、決して負けないで下さい。そして、あなた自身の無限の可能性を信じ、大きく胸を張って、まず一歩を踏み出して下さい。

その一歩は、まだ小さな一歩に過ぎませんが、やがて大きな一歩であった事が分る時が必ず来ます。

後ろを振り向かず、決してあきらめず、大地が笑うような大きな心で、前を向いて歩き続けて下さい。ぼくたちも、陰ながら応援しています。

合掌

平成21年9月28日

カンロくんより、まだ見ぬあなたに




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(注1)イギリスの物理学者・数学者・天文学者で、天体の運動を万有引力の法則によって体系的に説明した。反射望遠鏡の発明やニュートン環の発見などでも知られる。

 

 

 

 

 

 

(注2)フランスの哲学者パスカルは『パンセ』の中で、「人間は自然のうちで、最も弱い一本の葦にすぎない。しかし、それは考える葦である」と言っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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